目次
eFaxとは
eFaxとは、世界最大級のインターネットFAXサービスで、業界を代表する存在として最も著名でしょう。
日本国内では、シリコンバレーにあるアメリカ企業のシステムを使い、日本法人がサービス提供しています。
インターネットFAXなので当たり前ですが、最大の特徴は、インターネット回線を使ってFAXの送受信をする点にあります。
これまでのFAXは電話回線を使用していましたが、eFaxはインターネット回線を利用しFAXを送受信するので、固定の回線に縛られることはなくなります。
そして、FAXの送受信は電子メールで行います(詳細は後述)ので、もう固定のFAX機を持つ必要がなくなるのです。
この通信方法と送受信手段の進化により、インターネット環境とデバイス(PC、スマホ、タブレットのメールソフト)さえあれば、場所を選ばずにFAXを送受信することができるようになりました。
もちろん、相手がインターネットFAXであるかを気にする必要はありません。
相手が固定のFAX機(複合機)であっても、まったく問題なく、受信および送信が可能です。
eFaxでは、まずファックス番号を取得します。
eFaxのファックス番号は、日本全国の都道府県の市外局番に対応していますので、お住まいの地域の市外局番から始まるファックス番号を取得することができます。
他のインターネットFAXは、FAX番号が「050」になってしまうことが多いのですが、eFaxは通常の市外局番を使えるので、それがインターネットFAXであるとバレないのです。
このような細かい点が、他社よりも支持される理由のひとつなのです。
eFaxの使い方
前述の通り、eFaxの送受信は、インターネットと電子メールを利用して行われますので、インターネット環境があり、メールソフトが使える状態であれば、いつでもFAXの送受信ができるのです。
eFaxの受信方法
送り先からFAXが送信されると、eFaxのサーバーがその内容を自動でPDFファイルに転換して、電子メールアドレスに送ってきます。
PCやスマホでそのPDFファイルを開くだけで、FAXの内容を確認できるのです。
もちろん、受信したFAX(添付ファイル)を印刷する機能もあるので、紙に出力し、多くの人と共有して、保存しておくことも可能です。
eFaxの送信方法
登録した電子メールアドレスから、「国番号」+「相手先FAX番号」を指定し、eFaxの指定メールアドレス(@efaxsend.com)に、FAXデータファイルを添付してメール送信します。
この際のファイル形式は、Word、EXCEL、PDF、JPEGなど、幅広く対応していますので、困ることはないと思います。
その情報がeFaxのサーバーで変換され、相手には通常の紙のFAXとして届くのです。
相手がインターネットFAXではなく、通常のFAX機であってもまったく問題はありません。
相手にはなんの問題もなく紙として出力されます。送る側も受け取る側も特に作業は発生しません。
eFaxのFAX番号
FAX番号は、市外局番を指定することができます。
eFax以外の他のインターネットFAXサービスは、ファックス番号が050から始まる場合が多くありますが、eFaxは電話番号と同じ市外局番が選択できるため、「いかにもインターネットFAX」という違和感がなくなり、自然な感じでFAXの送受信ができるのです。
一般的な市外局番を利用できるため、安心感があり、ビジネスでも使いやすいと言えるでしょう。「名刺にも載せやすい」というビジネスマンの声も多いようです。
eFaxの申し込み条件
FAXの使用をイメージすると、どうしてもビジネスでの利用を想像しますが、eFaxは「法人」「個人事業主」「個人」の制限なく、誰でも申込みできるサービスです。
インターネットFAXの利点のひとつは「コスト」なので、法人でも個人事業主でも、もちろん個人でも、それぞれの事情に合わせ、同じようにコストダウンが実現できるでしょう。
最近はフリーランスとして働く人が増えているので、料金の面でわざわざオフィスに複合機をリースで設置するのは現実的ではないはずですが、eFaxを使えば、FAX機のリース代や電気代、トナーやコピー用紙代と「コスト削減」が実感できるはずです。
その意味では、あまり規模の大きくない中小・ベンチャー企業に最適なサービスと言えるかもしれません。
eFaxの利用条件
特別な利用条件はありません。
強いて必要条件をあげるとすれば、「インターネットが利用できる環境」と「メールソフト(Outlookやgmail)」を用意することくらいでしょう。
そして、当たり前ですが、利用料金を支払うことです(但し、30日間は無料で使えます)。
eFaxは申し込み後、すぐにインターネットFAXとしての機能である送受信が使えます。
固定のFAX機(複合機)のような配線工事などは一切不要です。
eFaxの無料トライアル
高い利便性を体感してもらうために、eFaxは無料トライアルを用意しています。
30日間、完全無料でeFaxを使えるので、その使用感や操作性を実感できる機会になります。
また、スポット的にどうしてもFAXを使わなければいけなくなったという場合なども便利です。
一時的にeFaxの無料トライアルに申し込み、1度だけFAXを使い、そのまま解約すればいいのです。
eFaxの無料トライアルを活用すれば、わざわざコンビニFAXを使う必要もありません。
会社や自宅にいながら、一時的にFAXが無料で使えてしまうのです。
無料トライアル期間中であれば、違約金や追加金を払う必要がなく、気に入らなければすぐに解約もできます。
「使用してみたいけど、使いづらかったら嫌だなぁ」と思っている人は、まずはお試しで使ってみてください。
無料トライアルの詳しい内容は公式サイトでチェックしてみましょう。
eFaxの申し込み方法
申し込みは簡単で、申し込みからFAX番号取得までの所要時間は5分程度です。
インターネットから申し込みが可能で、手続きに際して一切必要なものはなく、機材や専用モデムの購入なども不要です。
もちろん、工事申し込みなどもありません。
プランを選択
利用プランは2種類です。一括払いの年払いプランは、よりお得になるのでオススメです。
■eFax PLUS 月払いプラン:月額1,500円(税別)
■eFax PLUS 年払いプラン:年額15,000円(税別)
いずれのプランにも30日間の無料トライアルが付くので、料金が発生するのは31日目からになります。
eFax番号を選択
国と希望する市外局番を選択しますが、実際の居住地に関係なく、好きな国や地域を選択することができます。市内局番以下は、自動で割り当てられますので、残念ながら希望する番号を選択することはできません。
利用者情報を入力
郵便番号、住所、都道府県、会社名、電話番号、クレジットカードの種類、お支払い方法、クレジットカード番号を入力します。入力自体は非常に簡単なので数分で終わる内容です。
規約に同意して登録
「規約に同意して登録する」ボタンを押すと申し込みが終了します。すぐにeFax番号が通知されますので、すぐにインターネットFAXの送受信が可能になります。
申し込んでから利用できるまでの期間
上記手順で申し込めば手続きは完了で、その後、すぐにFAXの送受信ができるようになりますので、eFaxが利用できるまでは、時間がほとんどかからないと言ってもいいでしょう。
具体的には5分程度でインターネットFAXが使えるようになります。
eFaxの料金とその内容
複合機をリースする場合、月額1万円程度の費用が発生しますが、eFaxサービスであれば、月額1500円と非常に安くなっています。
その料金の中に、送信料金と150ページ以内の受信料金が含まれていますので、多くの中小・ベンチャー企業であれば、この範囲内で賄えるのではないでしょうか。
また、家庭用のファックスとして使用する場合でも、基本料だけで十分に足りると思われます。
さらに、インク・トナー代やコピー用紙代なども不要になります。
CanonやEPSONなどの小型複合機のインク代はバカになりません。ある程度のFAXを受信してしまうと黒のインクだけを大量に消費してしまうことになります。
毎月のインク代が5000円以上ということもあるでしょう。
しかし、eFaxなら、これらがすべて0円です。年間で数万~数十万円のコスト削減が可能になるのです。
eFaxのメリット
eFaxの5つのメリットをご紹介します。
時間と場所を問わずFAX送受信ができる
eFaxはインターネット環境さえあれば、どこからでもFAXを送ったり、受信したFAXを確認できるので、自宅やオフィスから離れていてもまったく問題ありません。時間と場所を選ばず、緊急事態にも対応できます。
デジタルデータで漏れなく管理
eFaxは電子メールにPDFファイルが添付されてくるので、大切なFAXをデジタルデータとして長期間管理することが可能です。紙のFAXは管理が面倒で、後で「言った/言わない」のトラブルになりやすいですが、eFaxなら検索も容易で不毛なトラブルは無縁です。
コスト削減
通常のFAX機は、受信したFAXを紙に印刷しますので、インク代・トナー代、コピー用紙代が必要で、年間で考えるとかなりのコストが発生してしまいます。しかし、eFaxは電子メールにPDFファイルが添付されてくるペーパーレスFAXサービスです。必要なものだけを印刷できるので、無駄なコストを抑えることができます。
30日間無料トライアルがある
eFaxには30日間の無料トライアルがあります。インターネットから簡単に申し込むことができるので、30日間の無料トライアル期間でeFaxの利便性を確認し、納得の上で契約することができます。
FAXDM対策に有効
迷惑なのがFAXDMですが、eFaxなら、不要なFAXDMでコピー用紙やインク・トナーを浪費することがありませんので、コスト削減に寄与します。
eFaxのデメリット
決定的な問題ではないと思いますが、一応eFaxの4つのデメリットをお伝えしておきます。
既存のFAX番号が変わってしまう
eFaxは既存のFAX番号が引継げません。既に固定のFAX機を使っている場合は、FAX番号の変更が前提になります。もしFAX番号を継続したい場合は専用FAX番号が月額498円~!ToonesインターネットFAX 、90秒で申込めるインターネットFAX 初月無料!
も検討してみるといいでしょう。
送受信が月間150枚を超えると追加料金が発生
eFaxは使い放題ではありません。FAXの受信枚数と送信枚数がそれぞれ150枚を超えると、151枚目から1枚につき10円の追加料金が発生します。もし大量の送受信をする場合には、他のインターネットFAXサービスの方が安くなる可能性がありますので、FAXのヘビーユーザーであれば、多角的な検討が必要になります。
オンラインからの解約不可
オンラインからの解約手続きができません。解約は全て電話対応になりますので、コールセンターの開設時間内に電話で解約の意思を伝える必要があります。
メールに埋もれる可能性がある
FAXデータがPDFファイルになって電子メールに添付されてくるので、他のメールと混ざってしまい、大切なFAXが埋もれてしまう可能性があります。eFaxを使用する場合は、貴重なFAXを見逃さないよう、メールソフトの受信トレイをクリアにしておく必要があります。
eFaxの注意点
国内で提供されている数あるインターネットFAXサービスの中で、最も利用者が多いのは、eFaxです。
それだけ支持されているサービスですが、いくつかの注意点もあります。
カスタマーサポートの対応時間
カスタマーサポート営業時間は、月曜日~金曜日の9時~17時で、この時間帯以外に電話をしても繋がりません。
不具合や使い方がわかりづらい家電製品などは、24時間体制のところもあるので、この点はやや不満が残るかもしれません。
特に、30日間の無料トライアルで解約したい場合は困ります。
解約の際は、インターネット経由ではなく、直接カスタマーサポートに電話をかける必要がありますが、上記時間の中で対応しなければいけません。この点はやや面倒です。
カスタマーサポートの営業時間を把握していないために、電話が繋がらず、退会したくてもできなくなるケースが発生する懸念がありますので、十分に注意しましょう。
これは便利!eFaxのスマホアプリ
メールソフトを経由してeFaxを活用する場合、アプリは必ずしも必要ではありませんが、スマートフォンをメインにFAXの送受信を考えている場合には、専用アプリがあると便利です。
専用アプリでは、以下のような機能があります。
■届いたFAXを一覧表示する機能
■FAX送り状のカンタン作成機能
■受信したFAXのメールへ転送およびほかのFAXへの転送機能
■作成した文書を写真に撮ってFAX送信する機能
届いたファックスを一覧表示できるとFAXの整理や管理にとても役立ちます。
また、送り状はテキストを入力するだけでキレイなフォーマットが自動作成されて、FAXに添付されますのでとても便利です。
eFaxアプリのダウンロード方法
eFaxのアプリは、App Store(アップルストア)やGoogle play(グーグルプレイ)から無料でダウンロードできます。
iPhone用のeFaxアプリのダウンロード
iPhoneの場合は、App Store(アップルストア)からeFaxアプリをダウンロードすることができます。App Storeにて「eFax」で検索してください。
Android用のeFaxアプリのダウンロード
Android端末の場合、Google play(グーグルプレイ)からeFaxアプリをダウンロードすることができます。Google playにて「eFax」で検索してください。
eFaxでアプリを使うメリット
eFaxでアプリを使う3つのメリットです。アプリならではの機能が満載なので、eFaxを使うのであれば、このアプリの活用は必須と言えるでしょう。
FAXが埋もれない
eFaxのアプリは専用サービスなので、受信したFAXがメールに埋もれてしまうことがありません。また、受信トレイの一覧で過去のFAXを容易に探すことが可能です。
スマホからのFAX送受信が容易
eFaxのアプリがあれば、パソコンがなくても、簡単にスマホやタブレット端末からFAXの送受信ができます。わざわざPCを立ち上げることなく、すぐにFAX到着の有無を確認できるのは、大きなメリットになるでしょう。
手書きの資料を写真に撮ってそのままFAXできる
eFaxのアプリなら、会議で使ったホワイトボードの内容や手書きの資料などをスマホのカメラで撮影し、そのままFAX送信することができます。契約書なども写メして、すぐにFAX送信できるので、外出先でも早急な対応が可能になります。
eFaxでアプリを使うデメリット
スマホやタブレットでeFaxのアプリを使うことのデメリットは2点です。それをご紹介します。
通信データ量
FAXデータの送受信ではデータ量に注意が必要です。スマホやタブレット端末からeFaxのアプリを利用する場合、契約プランによっては、通信データ量が制限を超えてしまうことがあるので、使い放題プランにするなどの工夫があるといいでしょう。また、重いデータの送受信の場合は、Wi-Fi環境を使うなど、データ量削減策を考えておくことをおすすめします。
メモリ容量
FAXデータによりメモリ容量を占有してしまう懸念があります。大量のデータを送受信するうちに、スマホやタブレット端末のメモリがいっぱいになってしまう可能性があります。
eFaxの評判と口コミ
インターネットFAXに切り替えてよかったです。今となればこれまで紙で受信していたのがバカみたいに思えてきています。FAX機がなくなったので、オフィスも少しすっきりしました。
eFAXの利点はコスパですが、それ以外にも1か月使ってみて、インターネットFAXの仕組みがよくわかるので、不安が解消できる点も忘れてはいけないと思います。
あとは市外局番が使えること。050番号よりも市外局番の方が信用力が上がると思います。
いくつかのインターネットFAXは、電話番号が050になってしまうのがネックで導入に踏み切れずにいましたが、efaxなら市外局番が使えるので即決しました。価格も最安なのがが大きいですね。市外局番にこだわるのであればefaxがベストな選択肢だと思いますね。
efaxにした理由のひとつは月間150枚まで送受信が無料でること。やはりコスト削減ができるのは経営者にとっては嬉しいです。使ってみて特に不満もないのでこれからもefaxを継続利用すると思います。
それとefaxのメリットはFAX番号にあります。他のインターネットFAXサービスのように050番号ではなく、市外局番を割り当ててもらえるのはビジネスをやる上で大きいと思います。
eFaxの解約
eFaxは電話一本で簡単に解約することができるので、まったく心配いりません。
フリーダイヤルに電話をし、解約する旨を伝えるだけなので、ほとんど手間はいりませんし、トラブルの要素も皆無でしょう。
eFax解約時に準備するもの
解約の際に準備しておくものは「ご自身が使っていたFAX番号」と「申込み時に発行されたPINコード」だけです。
このふたつを用意した上で、カスタマーサポートに電話をしてください。
カスタマーサポートに伝える内容
カスタマーサポートに、契約者の氏名、使っていたFAX番号、PINコード、解約の理由を伝えてください。
たったこれだけで解約が可能です。
5分もかからずに手続きは完了します。
解約に必要な費用
解約金は一切不要です。
解約金や事務手続き費用など、いろいろな理由で費用を取ろうとする業者がいますが、その点eFaxは良心的です。
まったくのリスクゼロで解約できるので、この点は安心できますね。
解約までの期間
解約申請後、48時間以内に解約になります。
即時解約ではありませんので、注意が必要です。
特に契約期限ギリギリで解約しようとする場合、再延長になってしまう可能性があるので、できるだけ時間の余裕をもって解約手続きをした方が安全です。
まとめ
国内でインターネットFAXを使うのであれば、最優先の選択はeFaxになると思います。
それくらいの信頼性と実績があります。
不安がある方は、是非、30日間の無料トライアルで使用感を試してみるといいでしょう。
その際は、アプリの活用もおすすめします。PCで使うeFaxとアプリで使うeFaxの違いが実感できると思います。